治療方針

お口の健康を第一に

「木を見て森を見ず」にならないように・・・  歯科医師をしていて、一番気をつけなければならないことです。 1本の歯を治療して細かい部分にとらわれることが多い仕事ですが、お口全体のこと、体の状態、そして生活習慣まで気を配って治療することを心がけています。

メインテナンス、定期検診を大切にします

アンチエイジング、抗加齢、年をとらない、若返り・・・ある意味ヒトの永遠のテーマかもしれません。 しかし、現代医学では誰もが少なからず年を重ねていくものです。 中にはとても80歳とは思えない歯を保っている方もおられます。その秘訣は定期的にかかりつけ医にみてもらっている場合が多くあります。ご自身の体に無頓着な方はいつかどこかで破綻するものです。 歯は生まれ変わることがない、体の一部ですから、大事に使えば長持ちします。 メインテナンスや定期検診を通じて、歯を長持ちさせるサポート役でありたいと考えています。

確実な保険診療

保険治療は国民の健康を保障する基礎となります。安心して患者様が保険治療を受けて頂けるように、丁寧な診療を心がけています。 現在、日本の歯科保険治療の診療報酬はとても低くなっています。 医療制度が良い悪いは別の問題ですが、例えば根管治療を例に、アメリカでの治療費を調べてみると(http://www.costhelper.com/)前歯で$350~600、臼歯で$500~860です。 一方日本では1根管(前歯のほとんど)で3,000円くらいですので、10倍以上というところでしょうか。 これでは保険治療は「安かろう、悪かろう」と言われても当然と思われます。 当院ではコスト等を見直し、適切に治療を提供できるようにしております。

専門性の高い診療

口腔外科や補綴治療あるいは保存治療では、内容によっては一般の歯科医師でも十分対応できることから、多くの歯科医院で一人の歯科医師が治療を行っています。 しかし、口腔外科では親知らずの抜歯や全身疾患のある方の治療などで、補綴治療では噛み合わせの回復が難しい方、また保存治療ではなかなか治らない歯周炎や困難な根管治療等のいわゆる「難しい治療」では専門性の高い歯科医師が治療することが望ましいと考えます。 当院ではそれぞれの分野で経験豊富な歯科医師が治療にあたり、あるいは担当医とカンファレンスを行いながら、安全に治療をすすめていきます。

高度な自費診療

インプラントや矯正治療、審美歯科などは、より高度な知識と豊富な臨床経験、そして技術が必要となります。 インプラントでは新横浜インプラントセンターと連携して治療を行います。 また、矯正治療と審美歯科では特殊外来日を設けています。 さらに、特殊な技術や機器が必要とされる、治りにくい状態の歯や根に対しては、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した精密治療や加熱加圧根管充填、MTAを使った治療、そして顕微鏡歯科治療による異物除去などで歯を保存することに努めています。